プロスペクト理論とは
ダニエル・カーネマン氏とエイモス・トベルスキー氏によって提唱された、利益や損失に関わる意思決定のメカニズムをモデル化した行動経済学の理論
FX取引では、利益と損失が常に隣り合わせ
この理論は、なぜ損切りができないのか、あるいは利益確定を急ぎすぎるのか、といった行動を説明するうえで非常に役立ちます。
人は損失を恐れて、損失を回避しようとする傾向が強い
■FX投資に与える影響
●損切りが遅れる⇒損失を恐れて、損切りタイミングを逃してしまう
●機会損失⇒利益確定することで得られる安心感を求め大きな利益を得るチャンスを逃してしまう
●非合理的な判断⇒感情に左右され、冷静な判断ができなくなる
■克服するために
●目標設定⇒具体的な目標を設定し、感情的な判断を抑制する
●ルール作り⇒損切りラインや利益確定ラインなど、事前にルールを決めておく
●記録をつける⇒取引記録をつけることで、客観的に自分の取引を分析する
●感情のコントロール⇒メンタルトレーニングなどを行い、感情をコントロールする
損失を恐れるのは人間として自然な感情です "(-""-)"
感情に振り回されないよう事前にルールを決めておくことが大切^^
また継続的な学習と自己分析も大切なようです